LOGOS the KAMADO
久々にロゴスより気になるアイテムが出てきました。
その名も
「LOGOS the KAMADO」
最近のロゴス、the なんたら~ が多いです(笑)
俺のかまどに続いて、またまたかまどかい!? っと突っ込む声も聞こえてきそうですが、俺のかまどは実際は小型の薪ストーブでして、かまどといった形態とはちょっと違います。
この「LOGOS the KAMADO」は焚火台+窯といった感じで、こちらのほうがよりかまどに近い形状をしています。
アウトドア用の移動式かまどもいろいろな製品がでていますが、この製品の画期的なところはロゴスの焚火台、ピラミッドグリルを応用した形状で、コンパクトに折り畳みができるにもかかわらず重いダッチオーブンを載せても大丈夫な強度を確保しているところです。
私、ブロガー名からも分かるように、ロゴス、かなり好きなメーカーなんです。
ファミキャン用のテントを買ってキャンプにいくようになる前に、よく自宅でBBQをしていたんですが、
当時買い揃えたのが「囲炉裏テーブルFD」
と「ピラミッドグリル篝火XL」
でした。
この組み合わせで何度BBQをしたことか(笑)
もちろんキャンプでもこのこの組み合わせで使うことが多かったです。
ピラミッドグリルは焚火台としても使え、昔使っていた大型のBBQコンロに比べてコンパクトに折り畳め、清掃も楽で重宝しました。
最近でこそ持ち出すことは少なくなりましたが、共に堅牢性高く、耐久性も抜群で、オプションのステンレス焼き網なんかもあり、今でも現役で活躍しております。
この時からロゴスのツボを押さえた製品づくりとコストパフォーマンスの高さ、サポートの良さが気に入り、ファーストテントはロゴス!と決めていた程です。
(トップ画にもあるこのファーストテント、色々と弱点もあり、人気もあまりなかったですが、私自身は今でもなかなかの良幕だと思っています。)
このロゴスのピラミッドグリルシリーズ、初期のモデルから色々と改良が加えられ、焚火台兼グリルとしてはある程度完成している感がありましたが、今回このピラミッドグリルにさらに+αされたこの「LOGOS the KAMADO」はかなり面白い製品で、発売当初から気になっていました。
最近のロゴス製品ゆえ、値段設定が少々高めでしたが、たまたまネットでけっこうな値引きがある出物があったので、
薪でピザを焼きながら鍋料理なんかもできる画期的なグリルがあるよ~
楽しそうだよ~ 美味しそうだよ~ うまく焼けるかどうかは知らんけど・・・
と半信半疑ながら妻を口説いた結果、意外にも早々にOKが出たので早速ポチっといっちゃいました(笑)
比較的新しい製品で、興味ある方も多いと思いますので、開封~組み立て~実際のピザ釜としての使用感まで、レポしてみたいと思います。
元箱。こんな感じの段ボール箱に入っています。
箱から出した状態です。さすがにパーツ数は多いです。
スタンド、灰受け台、ロストル(大小二つ)、火床、カマド、カマドフード、
天蓋、温度計、ピザプレート&ハンドル、ゴトク(曲げられたステンレスの棒が二本)
組み立ては簡単です。
まずはスタンドを立て…
灰受け皿はスタンドに引っ掛け、火床をスタンドに乗せその中にロストル(小)を置きます。
その上にロストル(大)を置いて
カマドを広げて置き
カマドフードをかぶせます。これだけでがっちり安定します。
この上に天蓋を置くようになっています。
カマドの上に鍋なんかを載せるときにはこの二本の「ゴトク」というパーツを使います。
カマドの横に開いている穴からこのようにこの「ゴトク」を差し込みます。
高さも三段階に変えることができます。よく考えられていますね。
天蓋には付属の温度計をねじで固定して使用します。
ピザ焼き用に、このプレートとハンドルがついています。
これを使って、26cmまでのピザが焼けます。
10インチまでのダッチオーブンも置けます。我が家の10インチのステンレスダッチもピッタリ置けました。
耐荷重は7キロが目安だそうです。
ゴトクの高さを変えると、10インチハーフのダッチも置けます。
今回はこのダッチで焼きいもを作ってみることにしました。
いもは長男が学校のいもほりでゲットしてきたやつです(笑)
ちなみに、この倍ぐらいのいもを持って帰ってきました(^^;
収納用のトートバッグもついています。全部インがロゴスのいいところですね(笑)
ただし、BBQ用の焼き網のみオプションです。必要ならピラミッドグリル用の折り畳みステンレス焼き網Lを買えばOKです。
まずは火入れ。ピカピカなのは最初だけで、みるみる焼けてきます。
まずは一枚目、ピザいってみます。
ピザソース+ハム+モッツァレラのシンプルピザ。
生地はパン焼き器が捏ねてくれたものです。
窯に入れて、待つこと数分。
周りが膨らんで、めっちゃええ感じに焼けます!
この後、数枚のピザを焼きました。
子供たちの好きな焼肉ピザ。
窯の前はかなり高温になり、焼き係に皮手袋は必須です。
均一に焼くには窯の中で何度かプレートを回転させたほうが良いようです。
窯が狭いので火加減が難しく、薪に近いところでは焦げてしまいます。
下火が強いと、いびつに膨らんだり(^^;
しかしながら、少々焦げても形が悪くてもかなり美味しいです^^
ただ、一瞬で焼きあがるので、長時間過熱が必要な具材はNGかもしれません。
ピザを焼いている間に、ダッチの中ではふっくら焼きいもが出来上がっていました。
ただ、この熱々のダッチオーブン、スタンドを出すのを忘れていて、そのままステンレステーブルの上に置いてしまい、お気に入りのコールマンのテーブルが少し変形してしまいました...orz
キャンプで持ち出して使うことを考えると、折り畳みできる構造でこれだけのサイズの窯が作れるのは素晴らしいと思います。
重さもサイズも、前述の篝火XLとそれほど変わらず、積載を考えても十分許容範囲内ではないでしょうか。
従来のピラミッドグリルを踏襲しているので、耐久性も問題ないかと思います。
薪の燃やし方にはまだまだ工夫が必要ですが、この窯の中で薪で焼いたピザは、さすがに本格的な石窯で焼いたピザにはかなわないかもしれませんが、かなりそれに近く、美味しかったです。もちろん、妻や子供たちにも好評でした。
ゴトクの上にダッチオーブン等を載せられる構造から、従来直火調理に必要だったトライポッドのような吊り下げるための道具も必要なく鍋調理ができるのも便利かと思います。
ピザだけでなく、窯の中で調理する他の料理にも使え、スキレットなどを利用することで様々なアウトドア料理にも活用できると思います。
焚火台やBBQグリルとして使えるのも利点の一つかもしれませんね。
今回は自宅での使用でしたが、今後はフィールドに持ち出し、使い込んでいきたいと思います。
ただ、問題は・・・
そこまで本格的な料理を作るかどうかなんですが・・・(汗)
基本的に我が家・・・手抜き料理が好きですので・・・(^^;
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