木と土と草のにほひ

9月13日～15日の連休、久しぶりに休みの予定が合ったため、父とキャンプにいくことに。

せっかくの連泊キャンプなので、二泊で少し遠出をと、一路西へ。
目的地は鳥取県と島根県の県境近くにある「オートキャンプあびれ」というキャンプ場。

このキャンプ場、あまり情報がなかったのですが、車の横付けできる林間サイトにかなり広い区画（ほぼフリー？）サイトがあり、きれいに整備された水洗トイレやシャワー室もあるということで行ってみることにしました。

13日の土曜日は15時前に出発、到着は17時過ぎ。
場内には、私たちの他二組のみ！

管理人さんは常時滞在しているわけではなく、用事があるときに電話すれば管理棟まできてくれます。

16時30分ごろ、管理人さんから携帯に電話があり、少し遅くなることをお伝えしていたので、
到着してしばらくすると管理人さんがきてくれました。


料金は一泊4000円、電源が+1000円で、電源を頼むと管理人さんが炊事棟からドラムで設営場所付近までひきこんでくれます。
サイトは一応きまっているようですが区切りなく、ほぼフリーサイト。好きなところにどうぞとのことで、炊事棟２のそばの日当たりのよい草地のサイトに設営することにしました。





サイトは雑草芝または土で、かなり広いスペースを使うことができます。





ロッジシェルターとミネルバを連結し、リビングとしてヘキサを設営。





ロッジシェルターと違い、ミネルバは前室部分のサイドフラップを半分跳ね上げることができるため、ここを出入り口にしました。
ロッジシェルターの観音開きの面とミネルバの庇のある面を合わせて連結するのがちょうど良いようです。





この日の夕食は簡単に鍋料理。父の持ってきたドラゴンフライを熱源に。
〆にはマルタイ棒ラーメンを投入。





14日は快晴。朝7時ごろ起床し、サイト内を散策。





こちらがトイレとシャワー室が一体となったサニタリー棟。




トイレは男女共用で、男子用は後ろについたてがあるのみで、入口からはじょんじょろが丸見えです(笑)
男子用が手前に一つ、奥三つが女性用の洋式の個室となっています。
個室トイレは一段高くなっており、土足禁止、スリッパに履き替えて入るようになっています。
入口は扉付きで虫も入りにくく、かなり清潔に清掃されています。





サニタリー棟のトイレと反対側の入口から入るとシャワー棟になります。





こちらも男女一緒で、中には四つの個室のシャワー室があります。
中は十分広い脱衣所と、荷物棚、そしてきれいに清掃されたユニットの温水シャワー室があります。
なんと宿泊者は24時間無料で使用することができますよ！




こちらが管理棟。管理人さんはほぼ不在のようです^^;　予約の電話もなかなか出ていただけないことがありますが、
管理人さんはとても親切な方で、この日キャンプにきていた各グループに畑でできたネギを一束づつ持ってきて下さいました＾＾





管理棟内にはビールの自販機やアイスの冷蔵庫も。ただし夏場のみ販売しているようで今は空っぽでした。
リース品や消耗品の販売もあるようですが、在庫があるかどうか定かではありませんので、確認が必要ですね^^;
奥には自転車なんかも置いていましたので貸していただけるのかもしれません。



手書きの周辺案内マップも。





薪の販売はありませんが、場内に玉切りされた丸太があり、自由に使えるそうです。
斧があれば丸太から薪を作ることができます。斧も貸していただけるようですが、この日はみあたらず、薪割は断念。
かなり大きいため、持参していたなたで割るのは厳しかったです^^;





キャンプ場入口の道は少し細く、砂利の未舗装路です。





朝食後、場内の遊歩道を散策。






ん・・・？　これはなんだ？？？






ユウレイタケ（ギョリンソウ）という珍しい植物らしい。




その後、息子は隣のサイトの子供さんたちと仲良くなり、次の日までずっと一緒に遊んでもらっていました。
このブログを見ているかどうかはわかりませんが、本当にありがとうございましたm(__)m






昼食はカップ麺で軽くすませ、車で15分程のところにある温泉施設「斐乃上温泉」へ。






かなり立派な施設で宿泊もできるそうです。泉質は非常によくヌルンヌルンでまさに美肌の湯！
しかしながら湯船は少し小さく、露天風呂がなかったのが残念でした(>_<)





サイトに戻って夕食作り。2日目はダッチオーブンで塩麹漬けポークを使ったローストポーク。
丸ごと野菜と液塩麹に2日ほど漬け込んだ豚肉、ローリエをほりこんで焼きます！





下火はツーバーナー上火に熾らせた炭を置き、40分。





出来上がり！上火が強く、少々焦げておりますが^^;
肉ははさみで切り分けています＾＾





そのままでもおいしいですが、わさび醤油やワインソースをつければよりおいしくいただけます。





最近マイブームのヤマモリの五目おこわ釜飯の素をライスクッカーで炊きました。もち米と具がセットなので、入れて炊くだけです。






夜は冷え込んできたので、食後はマナスルヒーターで暖をとってみたり・・・





焚き火を囲んでまったりしたりして、この日は早めに就寝。
　


次の日の早朝・・・

両足の痛みと体のだるさで明け方に目が覚める。

右足に三か所、左足に一か所。初日の設営時に無防備にも露出していた足首につけられた噛み傷を中心に、両足が象の足のように腫れあがっている・・・

そう、間違いなくあいつの仕業です！！！


設営後は森林香を焚きまくって気を付けていたのですが、まさか初日のたった四か所の噛み傷がこれほどのダメージとは…

トイレにいくにも両足に強烈な痛みが走り至難の業(T_T)
そしてこの過剰な炎症反応による発熱で体も重だるく、午前中はまったく動けずインナーテントの中で寝ておりました…orz

で、最終日は、キャンプ場にて、まったく写真なし！

そして、痛みに歯を食いしばり、ほとんど手伝ってもらいながら、14時ごろなんとか撤収完了。






帰り、混み合う蒜山ＳＡにて遅めの昼食。


蒜山焼きそばのソースがかかったなんとか丼を食し、
まっすぐ帰宅。




痛みはましになったものの、足の腫れはしぶといです（泣）



オートキャンプあびれ、サイトはほぼフリーなので、設営の自由度が高く、すべての位置でＡＣも使用可能（炊事棟以外にも何か所かＡＣの取り込み口あり）。シャワールームは24時間無料で清掃もいきとどいている。炊事棟もトイレもキレイで意外に高規格ながら、それを感じさせない自然がいっぱいのキャンプ場。大変、良いところでした＾＾
当然、リピもあり！

でも、私にはブヨが出る時期には厳しいです(T_T)
まあ、安蔵も鏡ヶ成も大鬼谷も峰山もｅｔｃ…同じなんですけど^^;